FC2ブログ

記事一覧

増え続ける児童虐待

 児童虐待の通告件数が年間10万件を超えていることをご存知でしょうか?
 

 児童虐待の統計を取り始めたのが1990年からだそうですが、統計を取り始めて25年を過ぎたところで、約10倍に膨れ上がっています。
 

 この数字は全国の児童相談所に通報があった数字であり、氷山の一角に過ぎないことは、誰もが推測できるところでしょう。
 

 虐待の状態を示す言葉を大まかに分類すると、4類に分類されます。
 

 身体的虐待、ネグレクト、性的虐待、心理的虐待の4類ですが、報告件数の約半数が心理的虐待だそうです。

 

 ネグレクトとは、早く言えば育児放棄です。
 

 報道によって取り上げられるものには、身体的虐待が多数を占めており、先日も父親の虐待によって死亡した女児のニュースが頻繁に流れていました。
 

 それでは心理的虐待にはどういうものがあるのでしょうか?
 

 「お前は欲しくて生まれた子じゃない」「お前さえいなければ家族が幸せになれる」など、親などの養育者が子どもの存在価値を否定するような言動をとるものとあります。

 

 心理的虐待は、身体的虐待、ネグレクトよりも表に出にくい問題とされており、身体的虐待、ネグレクトに発展しうる問題として注視する必要があります。


 また、心理的虐待には、夫婦間のDVの目撃も含まれ、児童虐待防止法における心理的虐待の定義にある。2004年の同法の改正において、DV(ドメスティックバイオレンス、パートナー間暴力)を目撃することは子どもにとって心理的虐待に当たると明示されています。

 

 児童虐待の通告件数が増加している原因に、虐待が家庭だけの問題ではなく、社会的問題に発展していることが大きく、家族間の暴力にも社会が介入していることがあげられます。

 

 これについては、社会全体が子供を見守る方向に転嫁しており、決して悪いことではなく、児童虐待の早期発見には関与していますが、児童虐待の減少には繋がっていないと考えられます。

 

 児童虐待が増える要因に、


  • 妊娠先行結婚の増加とその離婚率の高さ
  • 10代の母親の出産数の微増傾向
  • 全般的な離婚率の上昇
  • 若い母親と幼児からなる若年母子家庭の増加
  • 母子家庭の貧困率の高さ 

 などが挙げられており、家族の養育機能の低下が要因の一つだと言われています。

 

 教育機能の低下には核家族化があるとされており、夫婦と子供のみの小家族構成が原因であるとみる意見もあります。


 口やかましいお祖父ちゃん、お祖母ちゃんであっても、子育ての知識を熟知してることが、家族構成の中では重要な役割を担うことができ、子供の教育に大きな恩恵があると言われています。


ブログランキング・にほんブログ村へ


 
 




 



スポンサーリンク

コメント

コメントの投稿

非公開コメント